柴田 晶夫さん
4期生
◇柴田先生が柔道整復師の資格を取ろうとしたきっかけは。
子供の頃から、整骨院を併設している柔道場に通っていました。
怪我をした際はその整骨院で施術をしてもらうことも多かったです。
そうやって整骨院にお世話になる中で、自分の心の中に「柔道整復師になりたいな」という気持ちが常に心の中にありましたが、
当時は柔道整復師の学校も少なく、入学するのが大変難しかったこと、 また一般企業に就職したこともあり、あくまでも「将来の夢」でしかなかったのですが、柔道整復師になるという夢が捨てきれず、「合格しなかったら、その夢をあきらめよう」という気持ちでアムスを受験しました。
◇大阪の柔整校の中からアムス柔道整復師養成学院を選んだ(受験した)理由を教えてください。
柔整校を探し始めたときは肥後橋の企業に勤めていましたが、地下鉄の淀屋橋駅でアムスの看板が印象に残り、また柔整協会に問い合わせたところ、アムスを薦められたので、アムス一本に絞って受験しました。
◇学院での3年間を簡単に振り返ってください。
前述の一般企業に勤めながらの通学でしたので、正直大変でした。
ですが、少しでもサボってしまったら、ズルズルと休んでしまいそうだったので、出張などやむを得ない場合を除いて、3年間出席しました。
それは今でも自分の自信に繋がっています。
またクラスも向学心の高い人が多く、よく学校の帰りにちょっと食事
や居酒屋に寄り、それぞれの想いを語り合ったのも良い思い出です。
今でも当時のクラスメートとはたまに会ったり、交流していますよ。
◇開業されたのはいつ頃ですか。
2008年に開業しましたので、もうすぐ丸3年になります。
◇スタッフは何人いらっしゃいますか。
施術スタッフは自分ひとりで運営しています。
◇今の院の場所を選ばれた理由は。
自宅から1軒はさんだ隣に施術所を開きました。周囲は民家や畑の多いのどかな場所です。
地域に信頼される整骨院でありたいと思い、診察時間外に急を要する患者さんがいらっしゃれば
出来るだけ対応するよう心がけています。
◇どういったことに重点をおかれて院を運営していらっしゃいますか。
患者様が心身健康であってこそ、楽しい快適な生活が送れ、良い仕事ができると思います。
患者様の健康維持、促進のお手伝いができればと思ってます。
◇開業前後でご苦労されたことがあったら教えてください。
自分の整骨院なので苦労とは思いませんでしたが、改装工事の図面上で見ているのと実際の現場とでは業者とのイメージの違いが出る事があるので、頻繁に現場に顔を出し、工程のチェックをしながら現場合せをして使い勝手や見栄えの良い方へ変更かけました。
あと開業セミナーでも申し上げたのですが銀行融資、内装工事、医療機器、消耗品など購入品の全て複数社から条件やコストを提出してもらい自分で内容をよく把握、吟味し納得するまで価格交渉の商談をしてから発注しましたね。
◇院の特色を教えてください。
二足歩行する人間は、他の動物と違い元来、バランスの悪い生き物です。
その為人体の各部分は上下左右からかかる重力、外的環境によりバランスが崩れやすくそれに対し二足歩行を維持し状態を補正する機能を持っています。
痛み、変形、捻れは現時点で悪い箇所がありながらもやむをえず痛みや変形や捻れをしている事があります。
では悪い部分とはどこか?
それを見つけることが治療するにあたって一番大事な事と思ってます。
◇どうしてその様な特色付けをされたのですか。
痛みがある部分が単独に異常がある場合と他の異常部位を庇い
最終的に庇いきれなくなり痛みが出てる場合があり
後者は原発部位を治療する事により改善されるからです。
◇柴田先生が考えていらっしゃる「今後の展開」または「あるべき姿」について教えてください。
一つは、「常に学ぶ姿勢」を持つことです。
医療に完璧はありませんが、少しでも多くの患者さんに対して正確に鑑別を行い、症例に対応できるように自分の知識を広げ、何でもいいというわけではありませんが、より良い技術をこれからも身につけていきたいと思います。
そういった意味では校友会で開催してもらっている勉強会は大変自分のためになりました。
あと、心がけているのは近隣のお医者さんと繋がりを持つことです。
整形外科をはじめ、プライベートも含めて接する機会のあったお医者さんともコミュニケーションを取って、いざというとき連携できるように環境を整えています。
◇ありがとうございました。
しばた整骨院 大阪府松原市三宅中4丁目12-33